4/20 ここまでの感想/考察
きゃりーぱみゅぱみゅという存在の魅力の部分で、非攻撃性/非競争性を持つKAWAIIという文化が出てきた。きゃりーの与えるKAWAIIの中には誰とも競わせない、自分だけの可愛い世界を作り出せるというメッセージがある。(ここは増田セバスチャンの話すKAWAII論にかぶる)
そして、きゃりー自身も話す「かわいいとグロい/毒的表現のマルチミックス性」この部分が残忍性に入り、人に与える「違和感」「引っかかり」がただの可愛いにとどまらず人々の心に残るのだろう。(とりあえず、ビジュアル面でだけの話)
きゃりーぱみゅぱみゅ=女性が理想としている着せ替え人形である。
幼い頃、女の子達は着せ替え人形が大好きだった。自分を着飾りたいと言う願望を超えて、女子の憧れであるような”お人形”、自分がなりたくてもなることのできない世界をきゃりーは表現してくれているのだ。そして、その感情をきゃりーに重ねている。
これが分かったのは自分での大発見!!でもこの感じたことをどうやってイラストやデザインに出していけば良いのか・・・。
「popカルチャー」が人々に与えるのは・癒やし・安心感・楽しさって最初の記事には書いたけど
①癒やし:ビジュアルが与える可愛さによる女性の理想像の同化。
②安心感:非攻撃性・非競争性が無いため生まれる安心感。(赤文字系ファッションとは違い、見てくれる対象という者が自分だけなので自分という世界を作りやすい)
③楽しさ:「非日常」「非常識」を与えてくれることによるエンタテインメント性がある
ここにプラスして
④人の個性の多様性:近年は何かの流行に対して自分のスタイルを持ち、みんながみんな一緒であるという風潮がなくなった。これは多くの文化的な面が改革され、可愛い/性/考え方/表現方法などである。きゃりーの歌詞にはこう言った気持ちを代弁するフレーズが多い。
ここまでは、分かったんだけどどうやって表現したらいいのかな・・・・・。
キーワードとなるのは「着せ替え人形」「違和感」「引っかかり」って事なんだけど・・。
ここからはこの表現をどうやって行えば良いのかを考える。
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