「KAWAII文化」メモ段階①


今から書いていく内容はかなり多く、かつめちゃくちゃ注意。この内容をしっかり形にしていくつもり・・でも時間が無い!今日中にまとめる!!

今までの課題の中で前回のブログにも書いたが、きゃりーぱみゅぱみゅのことだけではなく増田セバスチャン、そしてKAWAII文化のこれからなど多岐にわたって考察や考えが出てきた。ババーー!!とワードに書いたものをこのブログで簡単に整理していく。

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①人は何故彼女をKAWAIIと言ったのか?

きゃりーには2つの要素がある。

・女性にとっての理想の着せ替え人形
・非○○的要素

※ここの部分は前回にまとめているため割愛。

②増田セバスチャンの生んだKAWAII文化とかわいい

増田セバスチャンの考えるカワイイ

「自分だけの小惑星-それは誰にも自分だけが愛でることのできる小惑星」

増田セバスチャンの考える世界を具体化した人物がきゃりーぱみゅぱみゅ

増田セバスチャンの考えるKAWAIIとは=自分らしく生きること、本当の自分を見つける、毎日に輝きを持たせることのツールである ということではないか?

きゃりーの考えるカワイイ

「イノセントな少女が持つ可愛らしさとその裏にある残忍性」

1)KAWAII文化が与える力

※この部分もまとめてあるので割愛

2)かわいいとKAWAIIの決定的違い(きゃりーぱみゅぱみゅと増田セバスチャンの持つKAWAII)

・KAWAII文化論

 *可愛いと「狂気」「気持ち悪い」「怖い」を言う感覚は紙一重である。二面性がある。KAWAIIの中にほんの少しだけ毒を入れること。それによりKAWAIIの強度を上げる事ができる。--鮮やかに発色した色の洪水野中に混ざり込むネガティブな毒っ気「異物感」「狂気」「気持ち悪さ」などがある。
ex)
着ぐるみ:着ぐるみはカワイイキャラクターとして子供達に人気である。ではこの着ぐるみ、可愛さだけでなく恐怖や怖さを感じたことはないだろうか?
ピンク色:可愛い色とされるピンク色も行き着くところまでいけば気持ち悪さに変わる。
プリクラ:日本の大きな文化として取り上げても良いと思うプリント倶楽部。このプリクラは目を大きく、顔は小さく、足は長くされる。このプリクラの顔を少女達は可愛いと思うのだ。しかし、一歩引いた目で見てみれば可愛いから大きく外れ「違和感」「怖い」といった感情がでる。
*自分だけのKAWAIIとは大人社会への反骨精神・幻滅・拒絶反応を意味する。自分だけの小惑星を作ることによる、自分の中での理想と現実のギャップを埋めていく行為-ここにKAWAIIを生む力がある

3)毒の持つ効果

「人はどこか、悪い物・気持ち悪い物に惹かれる性質があるのだ」 =光が強くなる物は必ず黒い影がある、それに人は惹かれる傾向がある。若者に人気のアートの中には「違和感」「気持ち悪さ」を含んだ物が多い。

例)とんだばやし蘭、吉田ユニ

ただの可愛いが求められている時代は終わっていったのだ。 ただの可愛さや綺麗さから届く情報量は限られており、見る物に対して受け継がれてメッセージ性を含む物からただの消費されていく物になってしまう。 

 一滴の毒はやがて前進に回っていくように、可愛いと表裏一体に潜まれた毒は癖になり、見る人は気になってしまう。

③KAWAII文化の今後

1)社会にどうアプローチしていく?

増田セバスチャンの目指す個の尊重・自分らしく生きることへの前向きな考えは広がりを見せている。しかし、そんな中でもKAWAII文化の中心である若者が持つ課題は大きい。

ex)自己肯定の低さ(10代後半~20代前半)

 JKビジネス増加

 内向指向の若者増加

 スマホ依存(SNS) などがある。

そして、「偽りの個性にだまされていないか?」という疑問も生まれる。

・・・「偽りの個性」にだまされていないか? スマホ一つで自分の情報が発信できる。自分の好みや個性を思う存分に発揮できる場所が簡単にできるようにある。 =「自由の選択」ができる傍ら自分の内側から個性を出そうよ、大切にしようよと言う声が 出るのではなく外側から声が出ているのではないか? 個の尊重が当たり前になってきている時代。自由に生きることに対して抵抗が少なくなってきた。そして多くの若者は自分という人間を一つだけではなくSNS等で自分の世界を何個かに分けて持っている。だが、自分という人間が、SNSの中で完結してしまっているような世界。自分という人間はどんな人間で、何をしていて、何に楽しさを感じていて、何を充実していて・・・・・。伝えるのが当たり前の世界になった。

 息苦しさはないか?自分という人間以外を多く見過ぎることで何かのプレッシャーを感じないか?重圧はないか、逆に固定概念を強めていないか? 本当の自分はSNSだけで分かる物ではない。本当の色を見つけにいこう。 

-----------------後の表現方法提案へ

:内面を伝えていくという活動で提案したい物 このカラフルという点で大きく繋がっていくのが「LGBT」の虹色と繋がると考える。 人の多様性を守ることという思いを込めて作られたレインボーフラッグ。この色彩鮮やかな虹色と、増田セバスチャンの考える「内面の心のカラフルさが大切だ」「自分の小惑星を見つけること」という考え方に共通点を感じた。KAWAII文化とは離れていくとは思うが、この増田セバスチャンの持つ色彩へのこだわり、そして個人の尊重とLGBTの活動をリンクすることで何か世の中が行きやすく変わっていく活動ができるような気がする。


2)きゃりーぱみゅぱみゅの効果的なミセカタは?

KAWAII文化の発信者として活動を行ってきているが、数年までの少女でいたカラフルなイメージから少しずつ離れ 大人っぽい路線へと変わってきている。 社会風刺が多く練ってきているのもこの頃からのような気がする。きゃりーぱみゅぱみゅのもつ社会への不満や違和感は多くの女性を元気づけると考える。同じ中田ヤスタカが手がけるパヒュームも30代を迎え、30代でもわくわく楽しいですといった前向きな言葉多くの女性が元気づけられた。 増田セバスチャンを語るように。可愛いには見た目のカラフルさは必須とは言っていません。内面的な心のカラフルさを保つことを第一に考えている事を考慮し。きゃりーぱみゅぱみゅの等身大の思いや考えを言葉や歌詞に今まで衣装に組み込むことで共感を呼ぶのではないか?あの頃のきゃりーぱみゅぱみゅに影響を受け救われた少女達は同じような年齢になっている。その部分を打ち出しアピールを行うことがよりきゃりーぱみゅぱみゅの魅力を伝えることになるのではないか? 



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大学3年/デザイン勉強中 ポートフォリオを作るために このサイトをメモ代わり、記録代わりに使います❁