生活者の潜在的ニーズ


今日は講義で行った「潜在的ニーズとは何か?」が個人的にとても学べたのでメモ。でも正直2年で学びたかった・・・!それぐらい早く知っておけばよかったなーと。

①レッドオーシャン戦略

②ブルーオーシャン戦略 って言葉があるんだけど初めて知った。

正直、ニーズを理解して企画や運営を行うことがデザインには大切なわけで、準備・リサーチが8割。残りのデザインで2割って意味が分かる。

個人的に特に、今後の自主制作にも活かせるような学べたことが

【観察力の磨き方】【洞察力の磨き方】である。

step 1:物事に気づく(観察力)
→きゃりーぱみゅぱみゅは日本から世界にKAWAII文化を発信していった。
step 2:「なぜ」を考える
→何故、きゃりーぱみゅぱみゅ×中田ヤスタカ×増田セバスチャンの作る世界観はこれほど人気になったのか?
step 3:「どうなっている?」を考える(洞察力の一段階)
→このKAWAIIの言葉の裏には何があるのか?きゃりーぱみゅぱみゅに求めている人々の欲求は?
どんな利益・良さを私たちに伝えている?
step 4:「なぜ」を考える(2回目)
→何故、最近のKAWAII文化が流行していないのか?
step 5:「どうなっている?」を考える(洞察力の二段階)
→今後のKAWAII文化考察文化の動向・進化はどうなっていくのか?
step 6:本質的な原理・力学

この流れに沿って話を進めていくと良いのかも。私はいつもこの(洞察力の一段階)で終わってしまっていたね・・。深く考えることが大切なのは分かっている。でもどうやって深く考えるの?と悩んでいたから良いきっかけ。


それと、今日は先生に「きゃりーぱみゅぱみゅを売り出したのは確かに増田セバスチャンではあるけど、”女子高生”だったきゃりーぱみゅぱみゅが増田セバスチャン+中田ヤスタカの特性を自分の中に取り込んで売れたんだ。その売り出し方や動向を考えても良いかも」とアドバイスをもらった。

長い間その意味が謎であったところに、30年後の「原宿 KAWAII」が答えの一端を見せてくれた、と言えます。
一つのカギは「(他人はともかく)自分はこれが好き」的な感覚に近いかも知れません。  「きゃりー・ぱみゅぱみゅ」というキャラクターとなった一人の高校生(本名は知りませんが)が、自分が好きだった中田ヤスタカの音楽と、自分が好きで通っていた 6% Dokidoki のファッションを「自分の好みで選択した」ことが、「原宿 KAWAII」の意味を伝わりやすい記号に完成させて、一気に広まったのかも知れません。考えてみれば、「きゃりー」出現以前から増田さんは「原宿 KAWAII」というキーワードを確立していたのだけど、「きゃりー」という高校生の個人的な好みを尊重して作られた「PONPONPON」ビデオが出来たときに「KAWAII」が世界的ブレイクを果たした、という経緯自体、「KAWAII」が 個人的な世界に基づいていることを証明しているように思えます。
今後の「原宿 KAWAII」がどう推移するのか、は興味深いテーマです。例えば、全ての ファッションの例に漏れず、「原宿系ファッション」(原宿 KAWAII のファッション部分)も、  3年前頃から人気のピークを過ぎ、ファッション自体による経済効果は下降し始めています。 しかし、40年前から全く衰えないで生き続けている「カワイイ=KAWAII」文化は、今後も間違いなく、したたかに形を変えて生き延び続けるだろうと思います。

前回の記録から考察を行い、今の課題が終わり次第取りかからないと!

増田セバスチャン著書を読みたいんだよね、どこにあるかな。

Mao's room

大学3年/デザイン勉強中 ポートフォリオを作るために このサイトをメモ代わり、記録代わりに使います❁